こんにちは!今月の週末に連続して開催している「工房めぐり」ワークショップレポの最終回をお届けします。逗子クリエイターズのスタッフとして、同時に参加者として満喫させていただきました。
逗子の「相談家具屋」さんであっという間の3時間、もくもくと作業してお気に入りのモビールが完成しました。これができれば、あんなことやこんなことも・・・と創作意欲が刺激されてしまいました!
「湘南工房めぐり」「逗子クリエイターズ」については前回記事を参照ください
本日紹介するのはこちらのガラスパーツ製作の続きです↓
別日程で開催していたキーホルダー作りレポはこちらです↓
2015年11月15・29日【Aコース2日目】木とガラスのモビール完成
工房めぐりのAコースは2日間。11月7・8日のいずれかが1日目でガラスのパーツを作成、 15・29日のいずれかが2日目で木のパーツを作成してガラスのパーツと組み合わせ、モビールを完成させる、という流れでした。私が参加しました29日の様子をレポートしていきます。
相談家具屋(WOOD WORK CENTER)さんとは?
家具屋さんでワークショップ?と疑問が湧いているかもしれませんが、こちらはちょっと変わった家具屋さんです。オーダーメイド家具製作や修理をしている大きな工房の半分が図工教室のようになっていて、こちらで定期的にワークショップを開催したり、会員にスペースと道具をレンタルしたりしていらっしゃいます。
オーダーメイドや修理を相談できる上に、自分でDIYするにあたって「どんなものを作るか?」「どうやって?」とも相談できる家具屋さんというわけです。
木材カット一つにも、大切なコツが
4辺の木棒を組み立てた枠のようなパーツを3つ作ります。まずは、木材を作りたい枠の大きさに合わせてカットしました。
簡単簡単、と思いやってみると、ギコギコ音が出て断面がギザギザになってしまいました。全然お手本通りにいかない・・・。
コツは「柄の先を力を抜いて持つこと」と「部材に対して平行に動かすこと」。たったこれだけを実践するだけで音が変わり、綺麗に切れました。プロのコツ、すごいです。
オイル塗装・真鍮の釘で部材を組み立て
カットした部材をオイルで塗装し、部材を枠の形に組み立てます。あらかじめ開けた穴に真鍮の釘を打ちます。ポイントは打ち付けて裏面の突き出た釘をペンチでカットしてもらってヤスリをかけるところ。
こうすることで、すごくカッコよくスマートな仕上がりになりました。難しいことではないですが、これも一人でDIYしていてはわからないですね。
木とガラスのパーツをテグスで結ぶ
これまた、一言で表すと簡単のようですが、こちらもスマートな材料が用意されていました。その名も「つぶし玉」。とっても小さい円状の金属パーツで、これにテグスを通して潰すと固定されます。結ばなくてもコンパクトに固定されるというわけです。
ただし作業が細かい・・・!木枠が出来上がって、あと一息!と思っていたところでもう頑張りでした。
ついつい無言の真顔になってしまいます。
そして完成!
それぞれ思い思いのモビールが完成しました。
木とガラスがゆらゆらと揺れる素敵なモビールです。
何十年ぶりの、「小学校の図工」が楽しい
相談家具屋さんの作業スペースはまるで小学校の図工教室。木のテーブルに正方形の木のイスが懐かしいです。好きな授業は図工、と常に答えていたのを思い出しました。
今でも図工が好きです。ですが、なぜか最近までこんな風に何かを作ることから遠ざかっていました。ついついうまくできないし、作っても置くとこないし、とか気にしてしまいますが、そんなこと二の次で良いのかもしれません。作ってる時間そのものが楽しいのですから!
ワクワクのワークショップが目白押し!
相談家具屋さんで開催される他のワークショップも楽しそうなものが沢山あります。気になった方は是非チェックしてみてください。
わたしとしては「スケートボード」のコースが一番気になります。スケートボードがいきなり、半日で作れるってすごくないですか!?
▶︎木工教室と家具のワークショップ|相談家具屋ウッドワークセンター
「工房めぐり」ワークショップはこれで一旦終了です。きっとまたこれにつながった何かを開催すると思いますので、その時まで、また!