湘南への移住をオススメしていくこのブログ、まずは横須賀線「逗子駅」「鎌倉駅」「北鎌倉駅」「大船駅」周辺への移住を考えたときに東京のオフィスへの通勤事情がどうなのか・・・というところをお伝えしたいと思います。他の地方と違い、転職しなくても都会へ通勤できるところが湘南エリアの魅力のひとつですが、もちろん場所や利用路線によって所要時間が異なります。大学・会社と鎌倉から東京へ通っていた筆者の経験をふまえ、東京23区企業数ランキングから見るオフィスエリアを、通いやすさ（電車の所要時間、乗り換え回数）でランキングしました。
通いやすいオフィスエリアは、もちろん横須賀線沿いの・・・
1位、新橋駅 - 電車所要時間 54分、乗り換えなし
23区企業数ランキング1位の港区の中心駅「新橋駅」まで横須賀線で一直線！虎ノ門ヒルズ、汐留周辺は徒歩時間を含めて片道約1時間です！
2位、品川駅 - 電車所要時間 50分、乗り換えなし
企業数9位の品川区ですが、最も近いオフィスエリアです。品川駅徒歩圏内、もしくは周辺の京急線駅が最寄りの場合、十分通勤圏内と言えます。
3位、東京駅 - 電車所要時間 55分、乗り換えなし
大手町、丸の内、八重洲、日本橋など大きなオフィスエリアが集中する東京駅周辺ですが、こちらも横須賀線で通じてます。が、東京駅の横須賀線ホームは端っこの端っこの地下の地下で、駅に入ってからホームまで5分ほどかかります。品川駅で山手線に乗り換えた方が早いのでは・・・と思うほどです。
4位、横浜駅 - 電車所要時間 25分、乗り換えなし
ここにきて東京からはみ出てしまいましたが、鎌倉からの通勤で一番おすすめなのは横浜です！電車で30分以内、東京駅のように横須賀線が奥まっていることもありません。京急線、JR京浜東北線、横浜線沿線など工場の集まるエリアへ通勤の方へもおすすめです。
5位、渋谷駅 - 電車所要時間 55分、乗り換えなし
IT企業の集まる渋谷駅へは55分乗り換えなしですが、これは湘南新宿ラインに乗った場合です。この便利な湘南新宿ラインですが、朝7時台は20分置きにあるもののそれ以降は一時間1〜2本で出勤時間によっては逃すわけにはいかないタイトなスケジュールとなってしまいます。寝坊しない体質の方にはおすすめですが・・・。湘南新宿ラインを逃してしまった場合は品川駅で山手線に乗り換え（1時間5分）、横浜駅で東急東横線に乗り換え（1時間8分）で渋谷に行くことができます。
通いにくいオフィスエリアは・・・
お台場、池袋、豊洲、葛西、西東京へは片道1時間20分ほどかかりますので往復で3時間半〜4時間・・・ちょっと毎日通うとなると厳しいと思います。新宿駅へは湘南新宿ラインを使って58分、逃しても品川駅で山手線に乗り換えて1時間11分で、許容範囲内であるかと思います。ただしそこから中央線で下北沢〜吉祥寺〜三鷹へは長旅なのでご注意ください。
つまり、通いやすいオフィスエリアへ通うには、徒歩含めて往復3時間弱！
横浜は神奈川県ですので別として、東京へ通勤する場合は片道1時間ほどですね。家から駅までと駅から会社までの時間を考えると1時間半、往復で3時間・・・というのは私が品川へ通勤していたときかかっていた時間です。
逗子駅・鎌倉駅からなら座れる
ここで大切なポイントは、鎌倉駅から横須賀線に乗る場合、ラッシュ時でも発車5分前から並べば高確率で座ることができることです！始発駅である逗子駅なら100%です。北鎌倉駅では数人が立っている状態、大船駅・横浜駅からではもう満員電車状態です。電車に乗るなら、通勤時間が20分30分伸びても席に座って寝たり資格の勉強をしたりしたいと思うなら、断然「逗子駅」「鎌倉駅」ですね。
おはようライナー と ホームライナー 横須賀線は廃止
ここで一本悲しいニュースです。長年都会で働くお父さん方に親しまれていたおはようライナー・ホームライナーの横須賀線逗子〜鎌倉〜品川〜新橋〜東京が2015年3月で廃止されました。鎌倉から東京まで快速で飛ばし、確実に座れる1回500円の通勤電車として毎日売り切れの電車でしたが、ダイヤの都合で廃止となったようです。ご注意ください。
まとめ
以上、東京方面への電車所要時間をまとめてみましたが、その往復3時間をどう捉えるか・・・はひとそれぞれだと思います。私としては、何十年も毎日往復3時間はつらいなあーと思ってしまいます。基本は在宅で週2日オフィスに行けばいいという方や、打ち合わせのみ東京に行く方などには全力で鎌倉をおすすめします！さらに、追い追いそうなる予定だけどしばらくは・・・という方もしばらくは東京通勤をしつつ仕事の調整ができると思います。ご検討ください♪
参考資料
東京23区企業数・業種分布調査 | 帝国データバンク[TDB]
Photo by 内田
