先日、こじんまりした一軒家に惹かれて、「オニバスコーヒー中目黒店」さんにお邪魔しました。
小さい空間ながら、木造の構造とブルックリン風の今っぽさが融合したとても居心地の良いお店でした。
オニバスコーヒー中目黒店 概要
オニバスコーヒーは奥沢、道玄坂にも店舗を持つコーヒースタンドです。
日常に溶け込んだ一杯を、とお店のキャッチフレーズにも書いてあります。
中目黒店は中目黒駅から商店街を線路沿いに入った道の、小さな公園に面している建物です。
路地裏の二階建て一軒家をリノベーション
オニバスコーヒー中目黒店は二階建ての一軒家をリノベーションしているようです。
和洋折衷を意識したというデザインは、まさに、という感じで、特にこのカウンター下の大谷石のような素材が”今時のコーヒー屋さん”にしてはレトロな感じですね。
デザインは鈴木一史さん。
松陰神社駅前のカフェ「STUDY」のオーナーでもあり、鎌倉の「POMPON CAKES BLVD」、渋谷の「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」を手がけた内装デザイナーです。
一階:厨房・販売カウンターとテラス
一階の建物内は全て厨房になっていて、奥に焙煎機があるようです。コーヒー屋さんにしてはバックヤードが広いな、と思ったら、どうりで!
店内で焙煎した美味しいコーヒーを頂けます。
そして、その厨房の壁が!ちょっと写真がわかりづらいのですが、とても味のあるタイルが素敵で、お願いして撮影させてもらいました。
茶色で、ちょっとデコボコした釉薬タイル。しぶい〜!
こちらの記事によると、通常陶器を製作されているtokonameさんが特別に製作した常滑焼のタイルだそうです。
バブル初期の凝っているマンションの玄関のような、そういう和洋折衷な感じ・・・言い表すのが難しいですが・・・私は好きです。
一階の、おそらくお庭だったような部分はベンチが備えられていて、さっと一杯休憩に、という時に気持ち良さそう。
二階:テーブル席
二階は大きなテーブルが一つ、置いてあります。
広くはないのですが、その大胆さが気持ちよく、居心地の良い空間です。
レトロな窓ガラスからは隣の公園と電車が見えます。なんて良い立地。
窓に沿ったディスプレイカウンターも素敵です。
上を見上げると木造そのもの、という感じの屋根裏が。ブルックリン風のチョークアートとも不思議とマッチしていて、面白いです。
床もヴィンテージな感じで素敵。椅子とテーブルの足が、傷防止でしょうか、異素材の下駄を履いているようで可愛いです。
【2017年3月訪問/写真は全てよこしまうま撮影/引用は出典元明記ください】
INFORMATION
オニバスコーヒー中目黒店
所在地:東京都目黒区上目黒2-14-1
アクセス:東急東横線/東京メトロ日比谷線「中目黒」より徒歩1分
公式サイト:ONIBUS COFFEE
食べログ:
地図: